Ubuntu20.04でPythonの開発環境を作る

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Pythonは簡単な言語ですが、インストールはボタン一発という訳には行きません。そこでとりあえずメモとして、インストールするまでの一通りの工程をメモっておきます。

Python3のインストール

まずはPython3をインストールします。

sudo apt install python3

pysimpleguiのインストール

続いてGUI的な表示のために、pysimpleguiをインストールします。これはtkinkerのラッパーなのでtkinkerのインストールも必要です。

sudo apt install python3-pip python3-tk
pip3 install pysimplegui

aptみたいに一発で依存関係をまとめてインストールできたらいいんですけどね。何ならコードから参照を勝手に読み取ってダウンロードしててくれたらなおいいのに。

VisualStudio Codeのインストール

最後にVisualStudio Codeをインストールします。

まずはこちらからVisualStudio Codeのdebファイルをダウンロードし、コンソールで次のようにインストールします。

sudo apt install '~/ダウンロード/code_1.45.1-1589445302_amd64.deb'

sudo apt install (最後にスペースを入れる)まで入力し、GUIでdevファイルをコンソールにドラッグ&ドロップすると簡単です。CLI信仰の人には怒られそうですが…。

テストプログラムを動かしてみる

では動作確認をしてみましょう。

#!/bin/python3

import PySimpleGUI as sg

layout = [
    [sg.Text('Hello world of python')],
    [sg.Submit(button_text='Enter')]
]

window = sg.Window('Test Program', layout)

while True:
    event, values = window.read()

    if event is None:
        print('exit')
        break

    if event == 'Enter':
        break

window.close()

VisualStudio Codeから実行します。

無事実行されました。